薬局で売られている精力剤についてお話ししてみたいと思います。
主に、男性向けですが、女性用の薬もありますので併せて解説したいと思います。
あくまでも、薬学的な説明になります。
みなさん、精力剤というと精のつく薬、強くなる薬と考えがちですがそういう方は当店には、
ほとんどおいでになりません。深刻で暗い顔つきで入ってこられた方、そういう方が精力剤のお客さんです。
私はお話しをお聞きする前にすぐに見当がつきます。
未だ老け込みたくないというお客さんや妻が若いのでという方がほとんどです。
このように考えてみますと、日本人はまじめに精力剤を利用しているといえるのではないでしょうか。
さて、女性の更年期といえば「卵巣機能が消失しはじめ、消失する時期」と定義されています。
つまり生理がなくなりかけ、ついになくなってしまう期間を更年期といっているわけですが、
この時期に入りますと卵巣の機能が低下するために、
女性ホルモンの分泌が著しく減少しそれまでのホルモンのバランスがくずれてしまいます。
その結果、頭痛やめまい、動悸、腰痛、手足のしびれ、不眠などの症状がでてきて、
これを更年期障害と呼んでいるのです。
これと同じように男性にも更年期があることが医学的にも確認されています。
視力の低下や腰痛、手足のしびれなど女性と共通する症状もありますが、
男性の場合、特徴的なのは男性ホルモンを分泌する機能の低下があげられます。
具体的にもうしあげますと、男性ホルモンを分泌する機能をもっている睾丸の働きが年とともに弱くなっていくからなのです。
血液中を流れているテステステロンという男性ホルモンをはかったところ25歳をピークにして後は下降していくということなのです。
男性ホルモンの分泌が低下すれば、当然、セックスの際の勃起力や持続力は低下していきます。
さらに、性欲そのものが弱くなっていきセックス回数がすくなくなり、枯れてしまうのです。
金蛇精